優游
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SIWA トートバッグ S
H270 × W270 × D150mm
reversible(リバーシブル)
使いこむ程に味わいは深まり、自分だけのバッグになっていく。

市川大門は古くから和紙(主に障子紙)の産地として知られてきました。その歴史は千年。そんな伝統ある町の和紙メーカー『大直』と山梨出身の日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人氏が創り上げたブランドがSIWA・紙和。

伝統的な和紙を使って現代の生活に合った日常品をつくるために開発された新素材、やぶれにくい紙「ナオロン」を用いてSIWA・紙和の商品はつくられています。「ナオロン」は和紙の特性である軽さ、風合いの良さ、しなやかさはそのままに、耐久性を備え、水に濡れてもやぶれない大変強度のある紙です。

ここに紹介するトートバッグの耐荷重はなんと10㎏。雨が降っている日でも安心して使え、まさに「ナオロン」の良さを最大限に発揮した製品といえます。「ナオロン」はまるで布や革のようにすら見える表情に味わいのある素材です。毎日の生活の中で使い込む程に味わいは深まり、少しずつ増えていくシワでさらに柔らかな風合いへと変化します。この変化を楽しめるのもSIWA・紙和ならでは。自分だけのバッグに育てていく、そんな感じかもしれません。

生活の中に和紙があると気持ちまでやさしくなれる。

このトートバッグはリバーシブルです。ハンドルステッチが見えポケットが外に出るスタンダードなトートスタイルと裏返した時のシンプルで可愛らしいスタイルが楽しめます。ハンドル部は肩に掛けられる長さがあるので重い荷物を持つ時もラク。ハンドルの幅もちょうど良い太さで握りやすく、また握った時の手ざわりは和紙ならではのぬくもりとやさしさがあります。底面のマチは幅が広くとってあり、自立してくれるので中の整理もしやすくとても便利。主張しすぎないデザインとカラーなので誰にでも使いやすく、それでいて何ともいえない雰囲気が使う人の魅力を引き出してくれるようにも思います。

ひとつひとつ職人さんが手作業しているので、大量生産はできませんが、とてもきちんと丁寧につくられています。縫い目も目立たず強度を高めるため袋縫いの二重構造になっていて、見れば見る程その職人技に感動です。

毎日の生活の中に和紙がある。そのぬくもりある風合いに気持ちまでやさしくなれる。和紙のある生活、はじめませんか。毎日がほんのり色づくような気がします。

SIWA・紙和は、まるで布のようにミシンで縫製されて作られる。布のように生地が伸びないので、縫製には高度な技術が必要。
市川大門の和紙づくりの歴史は1000年を超えるといわれる。町並みの向こうに遠く南アルプスや八ヶ岳を望む。
和紙の製造機は昭和30年代につくられ現在も現役。この機械でなければ市川和紙独特の微妙な風合いが生まれない。
新しい和紙の魅力を広げていきたい。

日本の生活様式が洋風に変化したことで、メイン商品であった障子紙の需要が頭打ちになり、別事業では、歳時記に合わせた和紙製品もつくってきましたが、もっと現代の生活に寄り添い、男女問わず幅広い年齢層のみなさんに支持していただけるような製品をつくってみたいと強く思うようになり、思い切って深澤直人さんに協力をお願いしたんです。深澤さんは「紙にはもともと興味があった。同郷の和紙メーカーであれば協力しましょう。」と言ってくださいました。私たちから深澤さんにお願いしたのは「現代の生活にあった和紙製品ブランドをつくりたい」ということだけでした。

深澤さんに大直が扱っている和紙を全て見ていただき、選ばれたのが新素材の「ナオロン」です。その素材を使い、弊社でできること、つまり手作業でひとつひとつの製品をつくる「手仕事の利点」を取り入れた新しい和紙の製品を企画していただきました。それがSIWA・紙和です。

和紙というイメージにこだわりすぎないデザインにすることで、かえってこの素材の機能と味わいが生かされたと思い感動しました。素材そのものを活かしたSIWA・紙和の製品はとてもシンプルです。でもその中にとことんこだわりがあり一貫してぶれないブランドを作り上げていっています。

2008年6月、インテリアライフスタイルショー(IFFT)に初出展したときに「日経デザインアワード」という名誉ある賞をいただき、ブランドのスタートと同時に注目を浴び、支持をいただく嬉しい結果となりました。フランスで開催される「メゾン・エ・オブジェ」への出展も2011年で三度目となります。これは選考されなければ出展できない世界的にも有名なホームファッションフェアです。ひとつひとつ手仕事のため大量生産はできないですがSIWA・紙和は今、日本全国から海外まで広がりをみせています。日本の和紙の魅力が世界に伝わっていくことはこの上なく嬉しいですね。

SIWA・紙和の製品は、和紙という素材の本質的な良さが引き出されたと感じています。SIWA・紙和のバッグを見て、「見たことがないのに知っていたような感じがする」と皆さんがよくおっしゃいます。

手に取るとなんとなく温かく優しい感触は和紙をくしゃくしゃにしたときにできる皺によるもので、その感触がどこか人の記憶に残っているのかもしれません。その感触の「心地」が和紙を超えて海外のお客様にも受け入れられているのだと思います。

この先も、もっと多くの方に和紙のよさを感じていただける製品を生み出していきたいと思っています。

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