「富士吉田アクティブ読書トリップ」

雨の日だからってお家で読書だけじゃ私らしくない。
ページをめくる手を止めて、続きは旅の途中で読むとしよう。
富士の麓の機織りのまちが舞台の私が主人公の物語に
1ページ2ページと新たな出会いが書き込まれていく。

モデル・絵森 彩 / 撮影・功刀 将長 / ヘアメイク・中島 由美

ひと織りひと織り丁寧に織られた色鮮やかな傘と、
楽しい日々をより賑やかにしてくれる
可愛い雑貨に出逢えた胸の高鳴りが、まちが奏でる音色に厚みを加えていく。
私だけに聴こえるハーモニーが足取りを軽くさせる。

読み進める小説の一節に影響されて注文した、
スパイシーなカレーとビターなコーヒー。
小説には書かれていない
“甘くておいしい大きなプリンを満足気に食べる”の一節を
勝手にページに書き加えたのはここだけの秘密。

顔を出さない恥ずかしがり屋の富士山に、
乗車拒否している泣き虫のブランコ。
二人の機嫌が良くないのは、お土産をつまみぐいしたせいじゃないよね 笑
次に会うときは笑った顔で出迎えてね、指切りげんまん約束だよ。

また、この場所を旅しよう。
次もまた、新しい自分に出会えると思うから。

[撮影協力]
富士急バス株式会社/舟久保織物/LONGTEMPS/FUUTO COFFEE AND BAKE SHOP/カリアムドゥ

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