日経DUAL「共働き子育てしやすい街ランキング2020」総合編 第1位獲得

なぜ、松戸市が選ばれたのか?

「やさシティ、まつど。」の魅力に迫る。

 「子どもへの投資は未来への投資」。常に“子どもの最善の利益を優先する”ことを考え、子どもたちが「松戸で育ってよかった」、そして、みんなが「松戸にずっと住み続けたい」と思える取り組みを進める松戸市。
 子育て支援の課題に終わりはないが、現在のように困難な状況においても誰一人取り残さないよう、松戸市は今日も子育て支援を推進し、さらなるサポートの充実を図っていく。

松戸市お知らせキャラクター
まつまつ

松戸市には子育てを応援する
“やさしい”サポートがたくさん!

保育環境の充実 ※2021年4⽉現在


 仕事と子育て。これらを両立させたい誰もが不安に思うひとつが “待機児童問題”ではないだろうか。松戸市では、これを最優先課題として取り組んだ結果、2021年4月に6年連続待機児童ゼロを達成した。達成できた理由はどこにあるのか。
 まず、市内には保育所(園)66園、幼稚園36園、認定こども園11園、⼩規模保育施設が103園ある。中でも、小規模保育施設の多さに注目したい。待機児童の大部分を占めるのは、0歳〜2歳児。その児童の受け入れを進めるため、小規模保育施設の整備を進め、整備数は千葉県内で1位に。また、その場所にも嬉しい配慮が。市内23駅全ての駅前・駅ナカに設置し、毎日忙しい子育て家庭の通勤利便性にも配慮している。
 また、〝働いていても幼稚園〟を希望する家庭にも嬉しいサポートが。小規模保育施設卒園後、それまでの就労時間や就労パターンを変えずに、幼稚園に通わせることができる。その仕組みとして、市内6カ所の駅前に、指定の幼稚園まで⼦どもを送迎する「送迎保育ステーション」を開設した。ステーションは最寄り駅から徒歩5分以内と利便性が良く、通勤途中でも時間をかけずに子どもを預けることができる。併せて、幼稚園での長時間預かり保育の実施も推進。〝働いていても幼稚園〟の教育が受けられる環境づくりを進めている。

病気になったら…という不安にも寄り添う


 「子どもに病気はつきもの」。そんな時にも行き届いた取り組みが。病児・病後児保育施設は市内に5カ所あり、病院と連携している。子どもが病気や病気の回復期で集団保育や家庭での保育が難しい場合でも、安心して預けられる場が松戸にはある。
 また、23時まで診療の夜間小児急病センターも存在する。毎⽇18時〜23時の間、中学3年⽣までを対象に、初期内科系疾患の受診が可能であり、市内の⼩児科医や⼩児の診療に慣れた医師が対応してくれる。その場で薬も処⽅されるので、急な発熱などの際にも安心だ。

その他にもたくさんの支援が


 働き方が多様化する中、「在宅勤務中に子どもを預かってほしい」「子どもの見える場所で落ち着いて仕事がしたい」といったニーズに対応すべく、託児機能付きコワーキングスペースを市内主要駅近くに開設。子育てと仕事の両立を支援している。
 また、育児不安や負担を軽減することを目指している松戸市。3歳くらいまでの⼦どもと保護者が⼀緒に利⽤できる室内の遊び場「おやこDE広場」などが、市内に27カ所。「⼦育てコーディネーター」と呼ばれる相談員が常駐し、子どもを遊ばせながら子育て相談の場としても利⽤できる。さらに、親世帯からの育児サポートが受けられるよう親元近くに住まいを取得する際には、子育て世帯への補助金制度もある。