桃源郷ジャズ日記その402(刀)

今日も茶杓を削る…
寒いせいか曲げで苦労する。
刀(切り出し)は右刃と左刃を使う。
この刀は15年前に千秋橋のたもとの大工道具の専門店を通じて
越後の名人(長谷川幸三郎さん)に作っていただいた。
全国あっちこっち良い刀を探したが出会いは何のことはない山梨にあった。
道具屋の佐藤さんが大工道具に精通していて、
良い刀が欲しいのならこれを研いでごらんと研げなきゃ頼めないよ。と試された。
一生懸命研いで納得してもらい、それではと頼んで作ってもらったのがこの刀だ。
今だかって刃こぼれひとつしない。
その幸三郎さんも亡くなったしまった。
僕が山梨に来たのはこういった素晴らしい出会いのためかなとつくづく思う。


良い刀だと削り跡も品がある。

樋の深い白竹の正調な趣の茶杓。蟻腰。

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