桃源郷ジャズ日記その65(煤竹)

古民家を建て直すというという話を聞き、煤竹をもらいに行く。

立派な梁。茅葺はすでに取り除かれていた。

裏に積み上げられた茅葺。茅葺を支えていた煤竹も無残な状況。

使えそうな煤竹を引っ張り出す。古民家はもう新しく作られることはないから、煤竹は貴重だ。囲炉裏の煙で何十年と燻され、竹が飴色に染まる。何百年となると真っ黒になるほど染まる。ただ、囲炉裏が使われなく、萱の上に屋根がかぶされると虫に食われ竹もぼろぼろになってしまう。竹も腐らない季節に採られれば虫にも強いのだが(11月から2月の頃)そういった竹は中に虫が入らない。
もう二度と作られることがない煤竹。煤を落とし磨くと、とてもきれいな深みのある色になる。
この竹がどんな茶杓に生まれ変わるか。これも出会い。


煤竹の茶杓

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