岩崎千明さんのオーディオ彷徨。
若く亡くなった岩崎さんのオーディオへの情熱が伝わる遺稿集。
彼とJBL D130(スピーカーユニットです)との出会いの話はとても泣かせる。
同じ思いをして、あこがれの機器を手に入れたことを僕は忘れない。
壊れてお店の片隅に転がっていたD130ユニットを見つけ、
「これください」とあわてて持ち帰り、何とか鳴るように修理した。
はじめは、岩崎さんと同じように僕も自作の平面バッフルに取り付け・・・
電動ジグソーも持っていなかったので糸鋸で38cmの穴を開けるのに
腕が棒のようになり、何と苦労したことか。
それも早くD130の音を聴きたい一心だった。
今と違ってアパートの一室で部屋も狭かったので取りあえず一本だけのモノラル再生だった。
はじめて聴いたD130の音は、素晴らしかった。これが本当のJBLの音かと涙が出てきた。
やっとJBLを手に入れた・・・
このはじめの一歩(一音)を忘れちゃいけないなと今あらためて思う。

今のオーディオに欠けてるものが分かる一冊だと思う。

岩崎さんがJBL D130で聴いていたビリーを・・・
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