桃源郷ジャズ日記その407(観音)

今日は茶杓を削る気はなかったのだが、出品して手元に茶杓が無くなって淋しいのでつい削ってしまった。樋無しの胡麻竹。面白い染みが出ていたのでそこを活かすことにする。侘びた優しい杓。銘は観音。胡麻の中の染みを見つけた時、観音さまのようだなと思ったから、そのままの気持を銘にした。音を観るというのも僕に合っているかも知れない。明日で茶杓展も終わり。松菴先生の茶杓に会えなくなるのも淋しい。明日は雪が降るそうだ。雪で始まって雪で終わる年初めの茶杓の日々だった。



京都の竹屋「竹平」さんで竹を選んでいる松菴先生。まだ上の娘が幼稚園の頃、娘を連れて僕も「竹平」さんに竹を選びに訪れた。今回の茶杓展にも展示なされている竹平さんのご主人である利田竹芯さんも松菴先生に出会って茶杓づくりをはじめたそうだ。娘のことを尋ねられてもう大学生になるんですと言ったらびっくりなさっていた。

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