肩の小屋に着いたのが遅かったので、あわてて夕食をとり、すぐさま寝る。
寝袋に入っても風の音がすごいのでiPhoneでキースのブレーメンソロをイヤーフォンで聴きながら眠りに落ちる。
このソロはレコードからデジタルに落としたお気に入り。CDから直接より奥行きが出るような気がする?
はっとして起きるとまだ0時30分。随分寝た気がしたが夜明け前の4時までもう一回寝ることにした。
まだ風の音がすごい。朝方はけっこう冷えるかもしれない。
山小屋の夜はこの外の音で明日の朝を予想する。風は強そうだけど晴れそうだ。

朝4時あわてて起き、山小屋の前のベンチに座って三脚を立てた。
風は強いが思ったより寒くない。防寒をしっかりしたし、良く眠れたのが大きい。
横で携帯バナーでお湯を沸かしコーヒーを入れようとしたら夜が明けてきた。
。
すっきりとした北岳の朝。

富士山が赤く染まる。

北岳の肩と富士山。
今回先週富士山で雨に降られて散々だっただけに北岳はどうしょうか悩んだが来て良かった。
天気が良かったのが一番だけど、自分が山に何を求めているのか何となく分かった気がした。
下山したらキースのケルンでも聴こうか。
この週末、北岳に登る。
前回7月に登った時は雨と霧で山頂での景色は拝めず、今回は秋の晴天を狙って登った。
南アルプスの魅力ってなんだろう?山々が南から北へ連なる果てしなさ。
その風景を見るだけで僕は心細さと寂しさを感じる。
その寂しさと郷愁を忘れないようみんな北岳に魅せられるのか?

北岳から見た夕暮れの間ノ岳。北岳山荘が見える。

夕暮れの富士山。

今回二俣から雪渓を通り八本歯そして肩の小屋に向うため北岳に着いた時は日が暮れようとしていた。
予定から随分遅れての到着。
今日は西桂から明見湖までふじ道を訪ねる。昔の富士山巡礼の道。
明見湖は江戸時代頃は大きな湖で富士山内八海のひとつだった。
今は池といったほうが近いかもしれない。それでも蓮が一面を覆いそれは見事だ。
湖は秋茜が飛び回りいつのまにか富士山周辺も秋の気配が…
こういった古道を歩くのも良い季節。


ふじ道に今も残る右富士山、左明見の石標。


昨晩からの大雨も今小康状態。
チック・コリアで音の調整をする。(雨なので音量を上げれる)
もう少し低音が出ても良いような。
昨日下山途中ですべって足をひねり右ひざがちょっと痛い。


昔はアルテックのネットワークで1500でクロスさせてたが、今はJBLのLX200Bで800クロスさせてある。
ちょっとLX200Bのバランスをいじってみた。目盛がないのでほとんど勘。どうだろうか?
しばらくこの状態で様子を聴く。
今年二度目の富士登山。
一日目は天気は良かったが、肝心の山頂へ向うはずの二日目は台風の影響で暴風雨。
しかたなく登頂はあきらめて雨の中を下山。
撤退する勇気も必要。
それでもシーズン終わりの秋の富士山は美しい。
頂上もご来光にもなかったが、新しい富士山の魅力に出会えた。
山小屋で一番最初に富士山に登るきっかけになった懐かしい人にも出会えたのもうれしかった。
今回撮影は昼間は Nikon D1X 夕暮れから FUJI S5Pro を使った。

六合目の登り出し

七合目に連なる山小屋。この風景を見るといつもワクワクする。





影富士



雲の切れ間から富士吉田の夜景が見える

夜8時頃の山頂。この頃までは天気が良かった。

雨の中を下山。
忘れていた大事な本が戻ってきた。
マティス・イン・モロッコ マティスがモロッコに滞在し製作した絵画やスケッチが一冊の本にまとめられたもの。
この頃のマティスの作品は透明感があって好きだ。
マティスがモロッコタンジールに滞在した時、梅雨でずっと雨が降っていたそうだ。
だからこんなに瑞々しいのか?この本を見ているとモロッコを旅したくなる。




ちょっと上空から部屋を撮ってみた。

1970年頃発売のトリオのチューナー KT-7000
ちょっとクラッシックなパネルがマランツ10Bを意識しているのか?
それでも不思議と清楚で落ち着いた雰囲気。
この後のトリオがKT-7700を出すまでちょっと派手なデザインだっただけに
小振りで変に狙ってなくて良い。
たまたま偶然手に入れたこのチューナー。ランプ切れもなく同調も狂っていない。年代を考えると奇跡的。
裏側に昭和52年12月にトリオサービスでメンテナンスされたシールが貼ってある。
大事に使われていたんだなと思う。
せっかくだから長年のほこりを払ってやってできるだけパネルをきれいにしてあげた。
なんだかとても懐かしい音。そしてこれは・・・良い音だ。
僕が持っているチューナーの中で一番好きな音かもしれない。
セパレーションもいい。当時の人気機種だったのも頷ける。
あの時代の音が封印されていて今開封されたそんな気がする。


丁寧にしっかりつくられた内部。クリスタルフィルター搭載。二つある四角いのがそれ。

バリコンは4連。

久々に河口湖南岸に訪れた。
ここから富士山は見えないが湖の風情を楽しむにはとても良い。
湖を右手に眺めながら御室浅間神社から小海公園まで落ち着いた散策コース。
今年は雨が少なく湖の真ん中にあるうの島にもう少しで渡れそう。
そして小海公園の電灯は弓がモチーフになっていると気づいた。(ここ勝山は流鏑馬が有名)


昨晩はカミナリで聴けなかったメインシステム。
今日は午後から爽やかに晴れて音の調子もいい。ケリーのピアノが弾む。
それにしてもモノが増殖してシステム周りもごしゃごしゃ。休みになったら片付けようといつも思うのだが・・・

Nikon D1X

デジタル一眼の基となったD1の高画素モデルといっても600万画素。
10年前のNikonのデジタルフラッグシップモデル。
デジタルで10年というと大昔。しかし写真を写すという行為は変わらない。
音楽もそうだけど初期のCDプレーヤーと現在のミュージックプレーヤー(PCも含め)聴く行為は変わらない。
技術が進歩した分、無くなったものもあると思う。
初期のCDプレーヤーがアナログレコードが基準だったようにこのころのデジカメの基準はフイルムだった。
そんな空気を残しているカメラじゃないかと思っている。

キースのアメリカンカルテット最期のライブ。心の瞳。
デューイ・レッドマンがなかなか出てこない。
D1Xで撮影。




