いよいよ完成間近となってきました。桃の花も咲き始め桃源郷家づくりも4月中に終わりかと思ったら、この家はここから自分で手を入れていかなければならないのです。育てる家と言うのでしょうか。そのベースを作っていただいたというわけです。とにかく引っ越しまではあと1ヶ月。がんばらなければ。でも3月は忙しかった。晴耕雨読は締め切り、通常の仕事も年度末で大詰め、その上茶杓展が重なって・・・
しかしあえてこの時期に茶杓展をやって本当に良かった。はじまる前は本当にできるだろうか。茶杓がちゃんと揃えられるだろうか不安だったが、がんばれば何とかなるものです。会が近づくにつれ辛いながらも毎日が楽しく、茶杓が僕の励みになりました。そんな僕を家族みんなも応援してくれて、友だちも、会社の人も何かと手伝ってくれたことに感謝しています。
それにこの会を通じて茶杓という限られた世界に多くの人が興味を持っていただけたことがとってもうれしかった。ただの竹ベラにどうしてこんなに深い世界があるのか、茶杓の良さは品と格からなっている。竹という同じものがひとつとしてない自然のものを小刀一本で削っていく、そこに隠しようのない自分がさらけだされる。デッサンに近いというのだろうか。削った線がそのまま形をなして後戻りができない潔さ。そこが茶杓の素晴らしいところだろう。何よりもお茶をやっている人だけではなく、若い人や、英国人が僕の茶杓を求めてくれて、僕の茶杓にこめられた気持ちが少しは伝わったのかなと思う。

田中先生と工務店の磯野さんと茶室の炉周りついて打ち合わせをする僕。
手前のランダムな穴が茶室の窓と躙り口になる。

奥さんがどうしても付けてほしいと言ったベランダ。
透明なグラスファィバーの屋根がベランダと吹き抜けに光を入れる。
いつのまにかこんな仕様になっていてビックリ。さすが田中先生。

基礎の時は狭ーいと思ったができてみると意外に大きいから不思議。
本当に倉庫みたいでとっても満足。
コメント (0)
コメントを残す

