借り物の真空管アンプのラックスSQ38の調子が悪くなって、それでもだましだまし使っていたのだが・・・ついに。
このところ、電源を入れると右のスピーカーのウーファーが、ぼこっぼこっ音をたてやばいかなと思っていたが、最近は、レコードをかけてしばらくすると突然ウォーンとうなりだし大音量になってしまう。
調子の良い時は、とてもつややかな良い音を聴かしてくれるのだけど、さすがにこれでは安心して音楽を聴いていられない。家族からも何とかしてくださいと言われてしまった。
取りあえず安心して聴けるよう、間に合わせの安いアンプがないか物色していたら、たまたまリサイクルショップで懐かしいヤマハのプリメインアンプが、僕ににっこり微笑んでいた。
当時70年代このアンプとサンスイの07シリーズが登場して、清楚なレディの佇まいのヤマハ、マットブラックの精悍なサンスイとどちらを購入するか悩んだものだ。音の傾向も外観のイメージどおりだったと思う。当時、予算の関係で僕はサンスイの607をチョイスしたのだった。その高値の花だったヤマハのCA-2000が僕に微笑んでいるのだ。しかも何でこんなに安いのという値段である。
また古いアンプを買うのはどうかと思ったが、僕は日常聴くのがレコードなので、アンプはフォノイコライザーがちゃんとしてなければならない。最近の新しいアンプは、メインソースがCDなんでフォノが付いていないことも多く、付いていてもまあ取りあえず聴けますよ程度で設計も充実していない。でもこの時代のアンプは、まだCDは登場していないので音を決めるフォノイコライザーにかなりこだわっていたのだ。しかもMCカートリッジ用の入力も付いている。(レコードを知らないひとのために・・・レコードプレーヤーのカートリッジの針が拾う信号はとっても小さいのです。MC型は特に小さい。それをフォノイコライザーが増幅してメインアンプに送ります)ほとんど一目惚れ状態で、クラクラしながら「これ下さい」言ってしまった。
こうしてその貴婦人は、我が家にやってきたのだが、その音はというと、まるでタイムトリップをしたみたいに70年代のあの懐かしい音が聴こえてきた。学生のころ友達がオーディオを揃えたと言って聴かされたあの時の情景を思い出した。そう僕らはこの音を聴いて育ってきたのだ。「うーんフュージョンが似合いそう」ちょっと複雑な気分で納得した僕だった。

懐かしの貴婦人YAMAHA CA-2000 デザイン的に見て日本を代表するアンプだと思う。今の日本のアンプは、みんな同じ様で区別がつかない。この暮れにピュアオーディオにYAMAHAが復活!しかも2000の型番で!これも何かの縁でしょうかと思ってしまう。
うちの下の娘が作ったサンタの折り紙があちらこちらに。かわいい・・・
気がつけば、70年代のアンプが3台に・・・きちんと稼動するのは、1台だけだけど。レコードはエルビン・ジョーンズのインパルス版のHEAVY SOUNDS タバコモクモクでかっこいいジャケット。1曲エルビンが素朴なギターを弾いています。
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