竜ヶ岳のダイヤモンド富士を見に行く。
暮れからお正月にかけて本栖湖の竜ヶ岳からは朝日のダイヤモ ンド富士が見られる。
今年は富士山が世界遺産になった記念だ!とほとんど計画なしに思いつきで出かけた。
3年前に行った時は雪もなく登れた登山道も今年は 雪が早かったせいか登山道にけっこう雪が残っている。
これはアイゼン必要でしょう!しかも懐中電灯も忘れた。まあすぐ明るくなるからいいけど。
そんなこん なで何とか見晴台のある場所までたどりつく。
ああっでも美しい富士山。来てよかった。ダイヤモンドもど真ん中から上がりました。

本栖湖に着いた時はマイナス10度。寒い!富士山の上に薄い三日月が残っていた。


夜が明けてきた。


そろそろ日の出だ。

光があふれる。


歓声が上がる。ほんの30秒ほど。あっという間に太陽が昇ってしまう。
太陽が上がるととたん暖かくなる。
それにしてもここから見る富士山は神秘的だ。昔の人は何を思ってこのダイヤモンド富士を見ていたのだろう?

けっこう着込んで毛玉っちっくなってきたパイルジャケット。ずいぶん馴染んできました。
軽くて暖かくて重宝します。
忍野八海に立ち寄る。
八海に来るのは久しぶり。
今でこそ人気の観光地だけど、その昔は普通の農村に この透き通った水が湧き出て
日常の生活の中で富士山に寄り添っていたんだなぁと思う。
住宅の脇を通って八海を巡っていると不思議な感覚に陥る。
過去と今を 行ったり来たりしているような?
それにしても忍野という名前は風情があります。忍ぶ野なんて浪漫があります。



河口湖産屋ヶ崎。
ここの湖畔の岸壁に岡田紅陽さんのレリーフがある。
紅陽さんは毎日ここで富士山を見ているなんて幸せだなと思う。
三脚を担いでなんともいえない満足げな表情だ。
紅陽さんの岬からの富士山。



新雪の富士山

今朝、産屋の岬に来て気づいたことは野鳥がいっぱいいること。
僕はあまり野鳥にはくわしくないので何の鳥とは言えないのだがヤマガラは分かった。
それにしてもみなさん動きが速すぎて撮るのはたいへん。



初雪
家に帰ってきたら暖かいフリースが北海道から届いていた。
レトロパイルジャケット。パタゴニアが初めてつくったパイルジャケットをそのまんま再現したもの。
さすがに本物のパタゴニア製は程度の良いものはとても高価。
10年前にウエアハウスが復刻し欲しかったがすぐに売り切れて買いそびれてしまった。
今回オークションでたまたま程度の良いものを発見。ほとんど新品。
この初期パイルジャケットすぐに毛玉ができて今の最新のフリースとは考え方が違う代物。
そこに浪漫を感じる変な僕。
ちょっと早いクリスマスプレゼント。


これまた古い70年製のシエラデザインのマウンテン・パーカーに合わせると最強?雰囲気抜群。
Nikon D1 で撮ったこの写真を見ているとデジカメってこの時点で充分完成しているなと思う。
確かに使いがってやカメラの液晶の画像を見ると今のカメラには負けるけどなんだか写真って感じがする。
(D1のディスプレイってあっ撮れたなぐらいしか分からない)
CDプレーヤーやデジタルの音楽再生も同じだなと思ったりして。
よりよい物を目指しているのだろうが?
ちょっと違った方向に進んでいるような気がする。

見えないものまで撮ろうとして、聴けない音まで再生しようとして
かえって本質から離れてるんじゃない。
この画像は撮って何の手も入れてない。でも充分雰囲気は出ている。
ジョン・ウィズリー・ハーディング
ディランのバイク事故からの復帰作だったような。
このレコードやザ・バンドと作ったベースメント・テープのおかげで原点回帰にビートルズやストーンズは走った。
という訳で来年は原点に戻ろうなんて考えている。
なんて思ったがでもそうはなかなかできないよね。
気分だけかも。

イギリス モノ盤でさらに原点回帰。
日の出前から精進湖の湖畔でカメラを構える。
逆さ富士と日の出をと
風がないこの日、湖畔はそんな思いのカメラマンでいっぱい。
そんな光景を見たことがない僕はどんな風に富士の表情が変わるのか楽しみだった。

日の出前、少し風が出てきた。
うっすら富士に紅が指してきた。

湖畔に水蒸気が上がる


太陽が昇る。

気がついたらザックも三脚も霜で真っ白になっていた。日が当たると生き返った気分。

本栖湖に着いたら富士山は雲の中だった。
いつも富士山が見えるとは限らない富士山は気まぐれなのだ。
せっかく来たのだから岡田紅陽さんの富士山の写真「湖畔の春」を見に湖畔にある民宿「洪庵」に立ち寄る。
この写真が千円札と旧五千円札の富士山の図案の元 になった。
洪庵に紅陽さんは泊まり込み富士山を狙ったそうだ。
「湖畔の春」の撮られた場所は「洪庵」の裏手の山の高台の岩場にある。
紅陽さんのサインの 入った「湖畔の春」の写真を見ていると富士山の頭が少し見えてきた!
紅陽さんのおかげで富士も少し微笑んでくれたのか?

ここが岡田紅陽さんが撮った千円札の富士山の場所。この写真は2年前の2月に撮った。
紅陽さんの「湖畔の春」のような逆さ富士を本栖湖で僕は見たことがない。年に数回しかないそうです。
それほど本栖湖の逆さ富士は稀。いつかは見ることできるのか?

ああ惜しい。もう少しで逆さなのに。やはり春じゃないと駄目なのか?
太陽の位置と風がない時間帯の関係。本当に条件が揃わないと本栖湖の逆さ富士には出会えない。
今日の午前中は河口湖も精進湖も逆さだったのに。




