QUAD44
我が家のメインプリアンプ。このちっちゃいシンプルなプリ。
入力はモジュール構成で5系統黄色いスイッチの順番に並んでいる。
DISCとCDはPIN入力があるが他はDIN入力出力と非常に不便。
でもこの大きさでPINが4本も必要なテープ入出力はDINのほうがシンプルで良い。
日本のメーカーじゃ絶対こんな割りきりはしないな。絶対両方付ける(意味がない)。
そんな余分な無駄を省いた潔いアンプ。それも実用的にだ。
音楽を聴くにあたっての機能は充分。
使い出してQUADの考える製品のアイデンティティが分かった。
決して狙わないそれっぽくを嫌う。媚びない。
だからどこに置いてもすっと収まるそんな感じ。

QUADを知ったのは、中学生の頃。
その時のプリはQUAD33 だった。オレンジの渋いスイッチとカーキグレーのボディ。
日本のメーカーのメカと機能を強調した製品とはまるで違うものだった。
そんなQUADの佇まいに妙に魅かれたのを覚えている。
カタログを持ち帰ってしばらく机の横に貼っていた。
言葉ではうまく言えないけど質感が生っぽいのだ。
僕のデザインの根底にずっーと繋がっているのがこの頃のQUADなのかもしれない。
遅めに起きた朝。ノラ嬢のファースト。
もう10年が経つのか・・・
ついこの間の気がする。
でもこの10年は僕にとってもいろんなことがあった。
みんなと出会ったのもちょうど10年前。
ブルーノートもこういった形で続いているのも何だかうれしい。
ライオンも喜んでるだろうな。

2A3の真空管アンプもずいぶんわが家に馴染んできた。
肌触りと質感がとてもいい。
って書くと服のようだがそれって大事なこと。
今日は仲間の送迎会。
企画デザイン室の面々が勢揃いうれしいね。
東京支社でもがんばってください。


僕がはじめて山梨に来たとき、歓迎会をしてくれたお店がここKIPSだった。
あれから30年が経とうしている。変わってなくてビックリ。すごいです。

同期の二人をメインにV!

家に帰ってケリーミッドナイト。心地よいピアノに夜は更けていく。
ずいぶん久々にコルトレーンを聴く。
やっぱりいいな。誠実な音楽は元気が出てくる。かっこいいです。

この盤は、45回転の2枚組み。
自作糸ドライブプレーヤーの回転数を45回転にするのにちょっと調整が必要。
ターンテーブルが40cmもあるので限界まで回転をあげなければならない。

45回転盤で聴くと低音感がふくよかになったみたいだ。
アトランテックのコルトレーンは、どうしてもベースがモコモコしていて良く聴こえなかった。
でもプレーヤーのせいかもしれないし・・・アンプのせいかもしれない。
聴き比べれば良いのだるけど。今が感動しているのだから、余計なことはしたくない。

左のモーターを調整する。このモーターもいいなあ本当に静かにすべらかに回ってくれる。トルクもある。
ちょっと押さえたぐらいじゃターンテーブルは止まらない。

45回転をスケーターするオルトフォン。
何だかコルトレーンが活き活きしている。
年度末の仕事の山々・・・何とか越えた。あと一息でごんす。

明日は久々に何も予定のない休日。(早速家の用を頼まれたが・・・)
せめて今晩だけでも音楽三昧。まずはキースのサンシャイン・ソング。
ヴィレッジ・ヴァンガードでのヨーロピアン・カルテットのライブ。
ECMぽくない録音がヴァンガードの雰囲気を出している。ごきげんハッピーだぜ!

2枚組みだけどサイドAとサイドDが好み。ちょうど46分テープに収まる。
TEAC C-3 のベルトが届いた。
劣化して切れてしまったいたキャプスタンベルトを
代用のベルト(長いものを切り詰めてボンドでつなげた!)を使ったいたのだが、
どうしてもピッチが合わない。ピアノのトーンが微妙に変。
もう何年も前からちゃんんとしたC-3用のベルトを探していたのだが直径63mmの平ベルトが見つからない。
もう、あきらめかけていたのだがこの間久々にC-3を引っ張り出していじっている時に
たまたまネットオークションで特殊なベルトを出品していた方がいてC-3用のベルトを見つけた!
早速交換。C-3は1モーター、1ベルトで全ての作動を行うシンプル機構。
このベルトがいかに重要か。自作ベルトじゃどうしても狂いが生じてしまう。
果たして復活するのか?キースのピアノをかけてみる。ハイトーンが狂わない直った!
録音は・・・録音も大丈夫!あの音が甦った。
ちょっとナローレンジだが中域が太く充実したアナログサウンド。

TDK SA に録音をしてみる。3ヘッドだから同時モニターができる。音は大丈夫そうだ。安定感のある音。

録音のレベル設定はシビアだ。

テープもヒモ、ベルトもヒモ、糸ドライブもヒモ・・・
この時代にヒモを使って音楽をならそうなんてアナログチック。
でも音がリアルなんです。それは僕らがアナログだから?
混沌とした本(レコード?)棚。
片付けても片付けても気がつくと、こんな状態になっている。
前にステレオサウンド社から出ていたサウンド&ライフで
春樹さんのレコード棚はとても整頓されていた。同じバックロード使っているのに・・・
それでも自分なりに秩序はある。どこに何があるかを知っているのは僕だけ。
愛すべきものが詰まった棚ですから。
ちなみに本棚に収まったブックシェルフ?スピーカーはダイヤトーンのフルレンジ。
ほっとしたい時に聴いています。

Nakamichi LX-3 中期ナカミチの2ヘッドカセットデッキ。
Nakamichi 700のデッキの流れから生まれたクールビューティデザインの一台。
普段使わないスイッチは右のパネル内に収まる。
今までナカミチの2ヘッドは使ったことはなかったが、基本的に上級機器とテープ周りのメカは変わらないのと
Nakamichiオリジナルメカ(この後、三共製のOEMになる)なのでどんなものか興味はあった。
何よりもCD登場直前(1981年)のデッキなので
音作りもアナログの音が基準になっていると思って機会があればと思っていた。
運良く?ジャンク(イジェクト開きません。再生、早送り、巻き戻しできません・・・パネル青錆びで緑色!)の格安を見つけ小脇にかかえて持ってきた。何とかなるのかしら?
トップパネルを開けてイジェクトの不具合は一分で直った。
単にボタンが奥に入りすぎてストッパーが噛んでいただけ。
キャプスタンのベルトも切れて(溶けて)いないし、これはいけるかな?
と思ったら案の定ヘッドはうんともすんとも動かない。
ヘッドが上がらないとしたら固着か作動カムのギアが問題。
手でカムシャフト動かすとヘッドは上がる。
この頃のナカミチのメカは、モーターが動いて輪ゴムみたいな細いベルトを伝わりカムを動かす。
どうもモーターは空回りしてベルトは動かない。カムが重いのか?何か付加がかかっているのか?
さんざんここで悩んでしまった。一時間ほどからかって、どうも思わしくない。
もしかしたらモーターが空回ってるのだからベルトが劣化して滑っているのかもしれない。
ベルトを外してみた。ここで原因が判明。外したベルトが普通は円くなるものが卵型に変形している。
長いことそのままの状態で止まっていたからベルトが変形してしまったのだ。
本当は、新品のベルトと交換するのが一番。しかし運良く同じ長さのベルトがある訳もなく・・・
ここで裏技(ごそごそ・・・)直った!ちゃんと動作するようになりました。
やれやれと早速結線。音だしをする。
これは・・・!? うちのデッキで一番二番をを争う音。
2ヘッドなのにさすがナカミチ。Nakamichi 1000に次ぐ勢い。
録音をしてみた。これもまた良い!中音が充実していて音のバランスがいい
あの頃の音がする。空気感がアナログ(レコード)の音。
それにしてもカセットデッキって本当に微妙なバランスで成り立っている。
ゴムベルトのちょっとしたテンションの違い、まるで糸ドライブの様。
基本的には磁気ヘッドの性能もあるのだろうけど分からない。
音作りのノウハウってどこで決めているのか?僕がデッキに魅かれるのもその微妙なところなんだろうけど・・・

パネルも磨いて美しさが甦ったNakamichi LX-3 このスクエアなデザインがいい。
直った直後の音出し風景。

ナカミチにしてはシンプルな回路設計(余計なものがない)っていうのもいいのかな。







